
認知症があると、「治療について説明してもわからない」「治療を拒否する」「安静が保てず、転倒転落のリスクがある」など、治療を行う上で困難な状況があり、疲弊している方も多いのではないでしょうか。認知症高齢者への丁寧な対応が難しい現場で、「これならできそう」と思えるような看護のポイントやヒントを示しました。ぜひご参考にしてください!...more

介護に悩むご家族の話を聞いたり、労う声掛けをするのはとても大切なことですが、認知症とともに生きる人と家族の心に寄り添うだけでよいのでしょうか?
本当に必要な支援は何か、立ち止まって考えてみましょう。
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「患者の安全を守るため」という名目で、急性期病院では認知症高齢者に身体拘束を行うことがよくあります。でも、本当にそれは患者のため? 実は医療者の都合ではないですか?
認知機能障害があり、思いを言葉にできなくても、尊厳をお持ちの一人の人として対応していくことが基本です。ケアを工夫して身体拘束に頼らないケアへと転換していきましょう。
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「在宅→入院→退院→施設入所」など、環境が変わっても、認知症の人の“生活”をなるべく変えずに“継続”していくことが認知症のケアにはとても大切です。これは病院のナースもよくわかっていることですが、では、どうすればよいのでしょうか?
本書では、DCNたちが迫真の事例とともに、「病院と施設の認知症看護は違うのか?」をはじめとした“治療”の場と“生活”の場の違いが明らかになります。...more